成果をあげたければ「自意識」に邪魔されないこと

今年はいい年になるといいなぁ、と思うのは年始の特権でしょうか。
かくいう私も、その恩恵にあずかっているわけで……さっそく「2019年は○○を目標にする!」と掲げてみたりしております。

成功するために! というノウハウはとにもかくにも膨大にあるわけで……しかし、どうしてそんなにたくさんあるのか? と不思議に思うことも、なくはないわけです。

本屋さんにいけば、「成功法則」といわれる本がいっぱい!!

出版不況といわれるなかにあっても、次から次へと出し続けられる本。
ならば!! これを有効活用しないわけにはいかない! 

「読書会」でいろいろな本を扱うことが多いからかもしれません。

いえいえ実は……なにわっ子の「モッタイナイ」性分だから? とも言えなくもない……のかもしれません(笑)

 

さて、今日から新しいカテゴリーにてブログをお届けしたいと思います。

よく売れている本から「なにそれ?!」という本まで、いろいろなジャンルの本を扱います。
わたしが実験台となり「こんなふうに活かせるよ」というお話もいっしょにお届けしたいと思います。

「こんなんあり〼」

です!

自意識と創り出す思考

今日ご紹介するのは
「IDENTITY 自意識と創りだす思考」
(ロバート・フリッツ、ウェイン・S・アンダーセン)
2018/9/10

いっとき「ありのまま」という言葉が流行りました。
そのようななかで「わたしのありのままって?」ということを探した人も少なくないかもしれません。

かくいうわたしも、その一人。

だからこそ、この本に興味をもったのかもしれません。
写真には写っていませんが、この帯に書いてある言葉に刺激されました。

「自分が何者かなんて関係ない」

さすが「帯」の効果……恐ろしです(笑)

「わたし」からフォーカスを外す

この本のなかで印象的だったのが、「自分からフォーカスを外す・創造物にフォーカスする」というお話でした。

心理の世界のお話の中で、こんな智慧があります。

環境を変えれば行動がかわる。
行動を変えれば能力がかわる。
能力が変われば信念がかわる。
信念が変わればアイデンティティがかわる。

「アイデンティティ、つまり、この本でいう『自意識』を変えるためには、まずは環境から変えていきましょう。すると『自意識』を変えるための要素が段階的に変わっていきます。最終的に……『自意識』まで変わるのです」というお話です。

そして、そのために大切なのが「成果」です。

環境を変えるにも、どこに向かうのか? が大切になります。
目指すところもなく手当たりしだいに「変えましょう!」といっても、なにから手を付けていいのか分からなくなってしまうからです。

ですから、「変えたい!」と思ったら、とにもかくにも「得たい成果」を定めることが大切になります。

あるいみ、「得たい成果」を目指して「どんな環境だったらそこまでいけるのか?」を考えながら日々をすごしていくと、自ずと環境は変わっていくものです。

つまるところ……「自分からフォーカスを外す・創造物にフォーカスする」は、まさにこれと同じだなぁ、と思ったわけです。

たとえば、こんな風に活かしてはどうでしょう?

正直、「自分からフォーカスを外す」というのは、なかなか難しいものです。

かといって、「創造物にフォーカスする」といっても、今の延長線上で物事を見てしまうと、縮こまってしまいます。

ならば……もうありったけの願望でもなんでも、紙に書いてみてはどうでしょう?
思いつく限りのことを書き出してみたならば、実は、「これはそうでもない」とか「これはホンマにそう思う」などという意識が、自ずと湧いてくるものです。

そうすればしめたもの。

「これはホンマにそう思う」というものをピックアップしてみてください。
その後は……願望と並べて「今の現実」も書いてみることです。

ちょっと苦しい……こともあるかもしれません。

ただ、目的地を目指そうにも現在地が分からないことには、右へ行けばいいのか、左へ行けばいいのか、が分からなくなります。

目的地もそうですが、実は……「現在地」がとても大切です。

実際にやるならば……

2枚の付箋紙を用意して、一枚に「望むもの」、一枚に「今の現実」を書いてみてください。

その後は、2枚の付箋紙とにらめっこして……この間を埋めるために、今できることは何か? を考えてみてください。

たとえば……こんな感じで↓

ちなみに、「口びるパンツ」ってこんなやつです↓

お気に入りなんですが……どうも……ウエストが閉まらなくて(笑)

つまるところ、「ダイエットをする!」とか「5キロやせる!」と豪語してみても、目の前に大好きなチョコレートがあると……チョコレートに軍配が上がってしまうわけです。

そうではなく、「口びるパンツをはく!」という成果を目の前にぶらさげて、お腹が苦しい自分を思い出し、チョコレートの誘惑よりも魅惑的な「口びるパンツをはく!」に軍配を上げるようにすればいい、というわけです。

人によっては……「健康的な体を手に入れる!」が魅惑的かもしれません。
そこは、人それぞれ。

誰に何と言われようとも、自分が「望む成果」を書き出せばOKです。

あとは、2枚の付箋紙をにらめっこして「今、何ができるかなぁ」を意識するだけです。

 

ということで!!
わたしはこれからジムにいって走ってきますー!

この夏には、「口びるパンツ」をはいてみなさまの前に現れたいと思います!!

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