3月度のSmile Study倶楽部では、テーマを「リスクテイク」に読書会を開催しておりました。そしてこの会が「リスクテイク」最後の回ということでした。

そこで設計してみたのが<「最悪」から考えるリスクテイク>

ナチス強制収容所アウシュビッツの体験を持つ精神科医の著書を選書し、それぞれの「リスクテイク」をシェアして頂きました。

 

選書は、いずれもV.E.フランクルの
・『夜と霧』
・『それでも人生にイエスと言う』
・『苦悩する人間』
・『宿命を超えて、自己を超えて』
・『制約されざる人間』
・『意味による癒し ロゴセラピー入門』
・『<生きる意味>を求めて』
・『死と愛』

どちらかといえば「重たい」と捉えられる著書でもあり、なかなか手を伸ばすことのない本かもしれません。

実際に私たちが著者の体験を同じくすることはできません。それは著者も語っています。もちろん、浅はかにも自分と照らし合わせて語るつもりもありません。

けれども、<体験していない私たちにも得られるものがある>ということが「本」ならではの価値であり、表現をシェアする価値だと思うのです。

Read For Actionの醍醐味も、そこにあります。

「本」によって、「人」と「人」、「過去」と「今」、「想像」と「現実」を繋げる役割が、Read For Actionにはあるからです。

「著者」と「読み手」
「参加者」どうし
「歴史」と「現在」
「記憶」と「今」
「アイデア」と「実現」
「思い」と「行動」

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最後は、みなさまから「リスクテイク」をそれぞれにシェアして頂き、また今回の読書会で「持ち帰ったもの」を使って、24時間以内にできる簡単なことを宣言して頂きました。

なかには「「リスクテイク」という言葉が無くなってしまった、、、」 という方や、「こういう本はなかなか読まない、、、」「途中でやめてしまった、、、」と告白されていた参加者さんから、「この本を買って読んでみます!」とおっしゃって下さることは何よりも嬉しいことです。

フランクル仲間が増える~!!
ほんとうに、お愉しみさまです!

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ところで!!
いつも「重たい」ものを扱うわけではありません(笑)

次回のテーマ「健康」では180°転換して、「思わず笑ってしまう?!」選書にてファシリテーションしようと思います。

どうぞご期待下さい!!

※詳細:https://smile-study-club.com/event/detail/?id=4403

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