働くパパやママを支援する制度に、「育児休暇」という制度があります。
友人のなかには、育休をとって「主夫」をする男性もいますが、それでもまだまだ少数派だなぁという感は否めません。
なぜ男性の育児休暇が広がらないのか、、、と考えてみました。
制度の認知があったとしても、本人の「取得する気持ち」に関わるところが大きいのではないでしょうか。
たとえ<男性の子育てへの関わり支援・促進>などという制度があったとしても、それを利用することができない心理が働くのではないか、と思うのです。
子どもとの時間も欲しいでしょうし、妻が子育てで大変そうな姿をみれば手伝ってあげたい、という気持ちは十分にあるでしょう。
けれども仕事は好きだし大事だし、、、そんな狭間で揺れるパパ。
なかには、「子育てに自分はどのように関わっていけばいいのか?」がよくわからないパパも少なくないのでは、と思います。
一方で、そんなパパの妻であるおママも子育てに戸惑っています。
赤ちゃんである子どもは朝昼夜問わず泣き、何を要求しているのかが分からないママ。
それでも子どもにとって「良かれ」と思うことを試行錯誤しながら、毎日を過ごしているのです。
「夜中に何回も起きたのに、お昼寝をほとんどしてくれなくて、今日は眠たくて疲れたわ」と話すママの言葉に、「俺だって、毎朝早くて夜遅いから眠いし、仕事は忙しくて休む間もないし、、、」と言いたくなるお旦那さんがいるかもしれません。
「子どもが公園から帰ろうとするとぐずって、今日も大変だったの」と話すママの言葉が、仕事で疲れて帰ってきた旦那さんの耳には入らないかもしれません。
ママは旦那さんの仕事を応援しているし、仕事で疲れている旦那さんにゆっくり休んでほしいと思っている。けれども、、、話をしたい。
旦那さんに日々の子どもたちとの生活のことを話せるだけで、小さな子どもを育てるママの心は休まるからです。
子育てに関わりたい気持ちはあるけれど実際のところどうしていいのか分からない「パパ」
旦那さんの仕事を応援しながらも、子育ての戸惑いや不安を夫婦でコミュニケーションしたい「ママ」
そんなパパとママの思いに「読書会」がお応えします。
読書会が、子育てに奮闘するパパとママをサポートするのです。
世の中には「子育て本」といわれる本がたくさん出版されています。
最近では『一流の育て方』『最高の子育て』『一生を決める0歳から6歳までの育て方』や、なかには『子どもは悪い子に育てなさい』という本もあります。
読書会では、これらの<子育て本>を読みますが、本の評論をするわけではありません。
その目的は、思い通りにならない子育て(!!)を、パパママが楽しめるようになることが目的です。
これまでに抱えていた「思い通りにならない子育て」という考えを取り払おう、というのです。
「本」には先人の智慧が詰まっています。
普段は言葉にできないことでも、本が代弁してくれます。
思いもよらない子育ての発想が得られるかもしれません。
これまでやってきたやり方でも大丈夫なのだと思えるかもしれません。
読書会の参加者さんのなかには、「悩んでいたことがそれほど大したことではないと分かりました!」とおっしゃる方が少なくないからです。
「読書会」という人が集まる場には交流が生まれます。
誰もが似たような悩みがあるのだと知ることで、気持ちが和らぎます。
自分以外のパパママぶりを垣間見ることで、夫婦間の誤解が解けるかも知れません。
プライベートな悩みまでを相談できる友達ができるかもしれません。
読書会で初めて知り合った方と、ビジネスパートナーになられるかたもいらっしゃいます。
なかには結婚をされるカップルも誕生しているぐらい!
読書会には、温かい人とのご縁があるのです。
このような読書会。
読書会が子育てを支えるツールとなるよう、プロのファシリテーターが安心の場を作ります。
子育てに奮闘するパパママどうし、自然とお互いを応援しあう、というわけです。
働き盛りのお父さんが、大切な家族の笑顔を見守ることができるように。
小さな命を見守るお母さんが、笑顔で安心して子育てができるように。
そして、子どもたちの笑顔のために。
けれどももし、パパとママが一緒に出掛けることが難しいならば、まずはママから。
子どもと接する時間が長いママから、その一歩を踏み出してみてください。
そして、これまでの「思い通りにならない子育て」から笑顔を取り戻しましょう!
ママの笑顔が、子どもたちにも、パパにも、なによりの喜びだからです。
※Read For Actionで私がライターを務めたブログ掲載記事を、本ブログ用にリライトしてお届けしています。
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