今の仕事がおもしろくない、、、なにかをしたいと思ってもなかなか一歩が踏み出せない。
職場の人間関係も微妙だし、誰かと話しをすることなんてほとんどない。

時間になれば出勤して、時間がくれば退勤して、、、もう少し刺激がほしいな、、、

今の仕事をやりながら、自分にできることってあるのだろうか、、、

そんな思いを抱えているときは、自己啓発やビジネス書を手にすることが多いかもしれません。

最近の自己啓発やビジネス書には、「これはおススメです!」「こうしたいいよ」という<やり方>を提案してくれるものがあります。
言葉だけで羅列するのではなく、著者自身のメモなどが例として示されていたり、あるいは余白の多い書き込めるワークシートがついているものもあります。

特に、自己啓発などに出てくるワークは、自分を客観するために最適です。
もし、あなたがどこかに抱えている悶々とする憂鬱さから「本を読んでみよう」と思うならば、本を読んで終わるだけではなく、ワークをしない手はありません。

ところが、ひとりで本を読んでいると、まずは本を最後まで読んでコツをつかんでからワークをしたいから、、、ワークは後回し。

すると、本は読んだもののワークをするまでには至らなかった。
あるいは、最後まで本を読むことなく積読になりワークもしていない。

結局、、、この本からなにも得られなかった、、、

こういう状況になることも、よくあるのではないでしょうか?

 

そんなときは、ひとりではなく誰かと読むのがおススメです。

もしその本に、「こんなふうにやってみましょう!」というやり方の説明やワークがあるならば、誰かと一緒に取り組むこともできます。

ひとりで黙々とやるのもいいですが、同じ目的を持った人と取り組むことで、自分になかった視点が得られます。

「あ、そういう風に解釈するんだぁ~。面白いな」
「それは気づかなかった!」
「なるほど。だからかぁ~、、、そういう解釈をすれば、ここにかかれていることも理解できる」

そんな発見をすることも多いです。

 

特に、ひとりでワークをしていると「こんなことを書いてもいいのだろうか、、、」あるいは「ここまで書いたところで、、、」という迷走や疑心に陥ることも少なくありません。
そして、正解を探しがちになり正当化しようとします。

客観するためのワークなのに、本音の部分が出てきにくいこともあります。

ですから、ここはむしろ「こんなことを書いていいのかなぁ」と考え込まないことが大切です。

 

本に付属しているワークをやってみるとしても、それは単なる読書の一環。

誰かと一緒に本をよみワークに取り組み、そこで「え?!そんな大胆な・・・」「ここでそんなふうに思う?!」などと、あなたにとって突拍子もないシェアがあったらどうでしょう?

きっと、「こんなふうにやってもいいのか!」と迷いも断ち切れることでしょう。
自分には思いもつかない突拍子もない?!シェアを聞くことで安心するからです。

「こんなんでいいんだぁ」と。

 

誰かと一緒にする読書。
これも読活です。

ひとりで客観することは意外に難しいものですが、本や自分以外の誰かを通じることで楽に自分を客観できます。なにより、本の言葉を借りることで、本音を表現しやすくなります。

一番大切な「自分」とのコミュニケーションとして、この方法は最適です。

 

もし、あなたのなかで悶々としている「何か」があるならば、それを解消したり、ごちゃ混ぜになってしまった思いを整理するのに役立つでしょう。

「選択肢がありすぎて何からしよう、、、と思っていたのが、整理整頓できました!」
「漠然とした「やる」が、「なにをしたいいのか」が具体的に言語化できました!」

読書会を通じて、たくさんの方と一緒に本を読んでいるなかで、このような感想をいただくからです。

 

いかがでしょう。
いっしょに読活、やってみませんか?

積読の解消に、視点の拡大に、そして、自分コミュニケーションの手段として。

 

 

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